昨年8月にケニア赤十字社に導入されて以来、当社製の医療回診車は様々なプロジェクトで活躍し、多くの方々に医療サービスを届けるお手伝いをしています。
導入後、わずか7か月間(2016年8月~翌年2月)でへき地で受診した患者数が1,000名に迫り、他の保健医療イベントと合わせると、1,500名弱の方々に医療サービスを提供しました。
現地では、架装内容の品質の高さや使いやすさにとても喜んで頂いています。また、問診・診察中のプライバシーが守られることで特に女性の受診者が増え続けているとの報告を受けています。当社にとっても非常に励みになる報告内容です。
今後ももっと多くの方々に医療サービスが届くことを願っています。
<活動の一例>
○ガルバチューラ県における回診(基本診察、母子診療)にて975名を診療(男性357名、女性618名)
○キナ地区におけるメディカルキャンプにおいて500名を診療(うち140名の女性に乳がん検診)
○イシオロ郡における「世界エイズデー」に参加し、14名にHIV検査およびカウンセリングを実施
へき地医療活動のスタッフ。2017年2月にはスペインのペドロ・カバダス財団のメンバーも加わり、マルサビットにて再建手術のメディカルキャンプを行った。
列をなして受診を待つ人々。ガルバチューラ県キナ地区にて
医療回診車の中で妊婦検診を受ける女性。妊産婦検診でもプライバシー保護は重要視される。医療回診車は安心して受診できる環境を提供している。ガルバチューラ県コンボラ地区において