昨年、ケニア赤十字社と弊社との間で締結した「医療回診車の実証事業に関する覚書」において、へき地医療に使用される医療回診車(ドクターカー)が完成しました。
アフリカのへき地にも医療サービスを届けることを可能にするため、ベース車両は走破性の高いトヨタ・ランドクルーザーを使用し、リアには広めの診察スペースを確保するための架装を施しました。
ケニアをはじめとした途上国では、依然として「小児死亡率の低減(特に5歳未満)」、「妊産婦の健康改善」、「HIV/AIDS、マラリア等のまん延防止」の3大医療課題が顕在化しています。この医療回診車(ドクターカー)で、一人でも多くの人の健康改善に役立てられれば、弊社にとって、これ以上の幸せはありません。
車両はトイファクトリー沖縄工場から、トヨタ自動車名港センター(愛知県東海市)に運ばれ、トヨタ自動車の外航船に積み込まれます。約1カ月かけてモンバサ港まで輸送され、ナイロビのトヨタディーラー店より、ケニア赤十字社へ納車されます。
へき地医療の模様や、8月に開催される日本-アフリカ開発会議(TICAD VI)への展示の模様なども、当HPでご紹介していきます。
車両完成披露の模様は
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