「車内環境のさらなる快適化」をテーマとして取組んできた当社は、この度、シャープ社との協業により「高濃度プラズマクラスター25000※」を独自の設計によりビルトインでの搭載を可能にした。
「お客様から、車内での料理による臭いやペット臭などを消臭できる機器を望む声」や「除菌された衛生的な車内環境を求める声」など、営業担当者からの課題提案に対し、当社開発部が着目したのが、自然界と同じイオンで空気を浄化する機器で、シャープ社だけの技術であるプラズマクラスターだった。
一般家庭をはじめ、業務用途に至るまで広く導入されており、信頼性も高い同製品の搭載にあたり、当社では「車載用ソーラーシステム」に続く、コラボレーション第2弾としてシャープ社に協力を要請を行った。シャープ社からは技術を派遣頂き、効果的な取付位置や組付け方法などにつきアドバイスを頂いた。また、イオン発生濃度の測定結果に基づき、何通りもの組付け方法が試行された。
シャープ社とのこうした協業の結果、2015年の新型モデルより、トイファクトリーのキャンピングカーや医療回診車を始めとした特装車両に「高濃度プラズマクラスター25000※」の搭載が可能となった。
※プラズマクラスターマーク及びプラズマクラスター、はシャープ株式会社の商標です。内蔵ファンのみの動作時の吹出口から2m付近で測定した空中に吹き出される1㎝3あたりのイオン個数の平均値の目安です。
