2015年に発生したネパール大地震、『この震災に何か協力できないか』と長野県軽井沢市にあるUWC ISAK JAPANの学生達が立ち上がった。
学生たちは、ドクターカー寄付を実現させる為の資金調達活動や、協力企業を模索するなか、『トイファクトリーインターナショナル』と出会う事になる。
クラウドファンディング等で資金を集め、現地に仮設学校を建設するなど、ネパールの大統領からも賞賛された。その活動の一環として、現地ネパールの医療機関にへき地医療に対応したドクターカー(医療回診車)を寄付する事を学生たちは決意した。
そして、このプロジェクトは学生たちが主体となり、トイファクトリーと共に進める中で、いくつかの課題に直面する事となる。
・高額な資金をどうやって調達するのか?
・車両の調達と、現地までの輸送をどうするのか?
・高額な関税(240%)をどうするのか?
産学連携で協力し、これらの課題と向き合い、ひとつひとつ解決を進めた。
プロジェクトネパールを立ち上げた初期の学生達はすでに学校を卒業してはいるが、その想いと強い信念を引き継いだ後輩達が、このプロジェクトをようやく実現させることが出来た。
ISAK Project NEPAL team – 2018
振り返ると、必ずしもうまくいく事ばかりではなかったが、困難を乗り越えてようやくこのプロジェクトを実現させることが出来きました。協力して頂いた多くの関係者のみなさまには心から感謝いたします。
そして、現地医療機関への納車は2018年初夏を予定しております。
【UWC ISAK JAPANの報告】
https://uwcisak.jp/blog/2018/03/01/project-nepal-receives-grant-dr-car-project/
【プロジェクトネパールのメンバー紹介】
https://www.isakpronepal.org/mission-and-team.html